アルギニンの人体内での代謝

アルギニンの人体内での代謝

アルギニンの人体内での代謝

アルギニンは人体を構成する20種類のアミノ酸のうちの一つであり、成長や健康維持に欠かせない物質となっています。遊離アミノ酸の一種であるアルギニンは体内で合成することができますが、体内で合成できる量はかなり少ないですし、ストレスなどの原因によってさらに生成力が低下してしまいます。

 

こちらはもともと不足しやすい成分であり、食事などから積極的に摂取していくようにしましょう。こちらには人体をスムーズに機能させる効果がありますし、若さや生命維持に欠かせない活動をサポートする働きがあります。この栄養素をサプリメントや食事などから摂取することにより、健康的な生活を送れるようになるでしょう。

 

アルギニンには体内で一酸化窒素を合成するという作用がありますし、特に血管や血液に対して良い効果を得られることが分かっています。血流の改善や促進効果、生活習慣病の予防効果、EDの改善効果、体の老化防止などに役立つ栄養素なので積極的に摂取していくと良いでしょう。

 

また、勃起力の増強や病気のリスク低減、体の老化防止などの効果も期待できます。一酸化窒素はもともと血管の内壁に存在する内皮細胞から分泌されるものであり、血管を広げて血流を促進する効果や高血圧を改善して血圧を安定させる効果、炎症を改善する効果、血栓の生成を防止する効果などを期待できるのです。

 

この栄養素は血管の傷や血流の障害を取り除くことにより、血管の老化を防止することができますし、高血圧を改善して血管を拡張するさようによって血液の流れが悪くならないようにサポートしてくれています。そのため健康や勃起力を高めるためにはなくてはならない栄養素であると言えるでしょう。

 

ちなみに、この成分には成長ホルモンの分泌を促進するという作用もありますし、成長ホルモンというのは子供の成長や生命維持などに欠かせない物質です。年齢を重ねるごとに成長ホルモンの分泌量は低下してしまうのですが、若々しさを保つためには成長ホルモンの分泌を維持することが大切です。

 

アルギニンによって分泌が促進される成長ホルモンにはどのような働きがあるのかということですが、骨代謝によって骨の形成を促進する働きやタンパク質代謝においてタンパク質の合成を促進する働き、脂質代謝において体脂肪の分解をサポートする働き、免疫力を高める働き、筋肉を増強させる働きなどが挙げられます。人体において重要な働きを担っている遊離アミノ酸の一種ですし、積極的に摂取していくと良いでしょう。

 

アルギニンはオルニチンに変化する

アルギニンの人体内での代謝

アルギニンが尿素回路において代謝されると、アンモニアが分解される最初の頃の過程で必須のオルニチンというアミノ酸を生成します。アルギニンはシトルリンが代謝されて、アルギニノコハク酸が生成されてようやく体内で生まれるようになるため、代謝回数が増えるとオルニチンが不足するようになります。

 

このオルニチンをしじみなどから補給できていればよいですが、アルギニンとしてもオルニチンとしてもバランス良く補給できていれば尿素回路が正常に働くようになってくれるので、結果的にアンモニアを尿素に効率的に変換してくれます。

 

ATPもないと尿素回路は働かない

この尿素回路が正常に働いてくれれば血行促進などの作用が期待できるわけですが、糖質制限や炭水化物ダイエットをしている場合には、グルコースのもととなる栄養が足りずにATPが不足して、尿素回路が正常に働かなくなる可能性が出てきます。

 

そのため、炭水化物の摂取を減らせばよいのではなく、炭水化物も摂取しながらエネルギー補給もして、シトルリンやアルギニンを合わせて摂取しないと意味が無いのです。アルギニンは体内でオルニチンに変化し、オルニチンが再びアルギニンに変換されるという尿素回路で利用されます。

 

ATPやシトルリンはアルギニンに比べて、体外から摂取しないと補いきれない成分なため、精力剤などでも広くシトルリンの存在が重視されています。精力剤を選ぶ時にはシトルリンもアルギニンも、また、オルニチンも摂取できるように工夫しましょう。

 

クエン酸回路(TCAサイクル)も関係している

アルギニンは、クエン酸回路(TCAサイクル)の中で発生するケトグルタル酸からグルタミン酸などを経てアルギニンに変換されますが、途中、N-アセチルグルタメートやN-アセチルグルタメートリン酸、オルニチン、シトルリンなど複数の物質を経て、ようやくアルギニンに返還されることになります。

 

そのためこの代謝経路が長く、身体にも負担がかかってしまうため、食事からアルギニンを補給できていれば、余計な代謝を節約して効率的に尿素回路を働かせることも可能です。アルギニンは補給しなくてもなんとか体内で生合成できますが、その代謝に時間と体力がかかるため、食事で補ったほうが効率的です。

 

バランスの良い精力剤がおすすめ

アルギニンは人体内でも生合成できる物質ですが、効率的に尿素回路を代謝させて、精力増強やペニスの勃起力アップを目指すならば栄養バランスの良い精力剤を利用するのが一番です。アルギニンが入っているのは、代謝効率を高めるためでもあるので、精力剤選びの際にはチェックしておいてください。


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